2012.10.20(土)
金曜日の晩から車で南アルプスへ。目指すは伊那市の仙流荘。
そこは西方面から南アルプスの北エリアの拠点のようなバス乗り場がありました。
仙流荘の無料駐車場に着いたときはすでに空が明るくなってくる午前5時すぎ。
さあ、紅葉まだしてるかな〜?ってワクワクしながら、でももう終わってるからとちょいと諦めつつバス乗り場へ行きました。
バスに乗り込んだ時にはすでに外は明るくなっていましたが、今回はほとんどテント場までザックを背負わなくて行けるので楽ちんです。
約50分くらいで山道を軽快にバスは走って行きます。
途中、鹿が路上に出てきたりしました。
バスは北沢峠までで、そこにある長衛荘はとってもいい雰囲気のお洒落な山のカフェみたいでした。
中に入ってみると仕切りのある寝台も見えました。
そして、入口にはでっかいてるてる坊主くん!
この自信たっぷりの顔のおかげで結局最高のお天気に。
ありがとう!
長衛荘のある北沢峠から歩いて約10分のところに北沢駒仙小屋テント場があります。
そこが今回二人の幕営地です。
テントや食料や●ケの入った重たいザックはそこまで。
なんとまあ楽ちんなこと。
テントを沢沿いの素敵な場所に設置してからいよいよ甲斐駒ヶ岳を目指すことに。
綺麗な川が流れる沢沿いの道を歩いて行きます。
するとむちゃくちゃ綺麗なエメラルドグリーンの池というよりも川が堰き止められた箇所がありました。
水も透き通っていてしばし見とれます。
とっても美しい樹林帯へと入っていきました。
今回は登って降りてくるまでは、ヤマメシらしいものは無しで、パンやお菓子などの行動食で行くことに。
このロータスは美味しいのやけど、袋が開けにくいのとボロボロとこぼれるんがあかんな。
あ、ちなみにこのグローブもあかん。スマホいじれるように購入したけど肝心なとこが岩とかですぐにボロボロになって使い物になりません。
なんだか今回はまだ歩き始めなのに二人ともちょっと息が荒くなってきました。
おそらくほとんど寝ていない寝不足と一気に2,000mまでバスで上がってきたので体が順応しきれてない感じ。
気温はかなり低いようで、こんな木の橋は霜が降りていてよく滑るので注意が必要でした。
そういえば、テント場に到着したときに昨晩から張っているかたのテントは白くなってました。
樹林帯を登って行くと急に仙水小屋が見えてきました。
なんかこじんまりとした小屋で良い感じ。
小屋の裏側にはテント場があり、そこにはこの日は3張りありました。
テント場からは仙丈ヶ岳が木々の間から見えててなかなか静かな感じがお好きなかたのはおすすめかもです。
そこからはまた美しい樹林帯が続きます。
樹林帯から突然、岩がごろごろのなんか不思議なとこに出ました。
なんか傘みたいな葉っぱの木がたくさん生えていました。
岩ごろごろ地帯を歩きます。
時計を見ると9:14分。
ここまでテント場から約1時間ちょっと。
所々に、まだ赤い葉が残っていました。
このごろごろ地帯にはケルンがたくさんありました。
そして、開けているので振り返れば昨晩に降った雪で雪化粧の南アルプスの女王(仙丈ヶ岳)が見えます。
この辺りから紅葉もまだ残っていてとっても良い感じになってきました。
仙水峠へ到着です。やっと甲斐駒ヶ岳が近くに見えてきました。
ここから甲斐駒ヶ岳山頂まで約3時間。
仙水峠には大きなケルンと原口国秋君之碑というのがありました。
後ほど調べてみましたが詳しいことはよくわかりませんでしたが1962年に遭難された方の慰霊碑だそうです。
仙水峠からの甲斐駒ヶ岳はガスが時折かかってとっても幻想的に見えました。
え?ガス?
まあ、気にせんとこか!ということでつづく。
クリックいただくとまた喜んで登っちゃいま~す。
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