郡上八幡(2日目)

郡上八幡の2日目の朝。
昨晩は遅くまで結構呑んだのだけど、意外にすっきりお目覚め。
2日酔いを心配して朝食の時間を遅めの8時半からということだったのでそれまでの間、
ちょいと小雨が降る中、郡上八幡城までFukuzoは独りお散歩に。

旅館の備前屋から八幡城までは、けっこう近くなのでまずは岸剣神社へ寄りました。

郡上八幡城の下にある山内一豊と妻の像)



八幡城まで歩く場合は車道をショートカットできるようになってましたが、
けっこう一段一段に高さがあるのと雨で濡れていて滑りやすかったです。

郡上八幡城

 郡上八幡城は戦国時代末期の永禄2年(1559)、遠藤盛数が砦を築き、稲葉貞通、遠藤慶隆の興亡を経て大普請され、寛文7年(1667)、6代城主遠藤常友の修復によって幕府から城郭として認められるに至りました。
 その後、井上氏・金森氏が相次いで入部。宝暦騒動で金森氏が改易された後、丹後国宮津藩から転封した青山幸道によって殿町に居館が築かれ、旧二の丸は本丸、旧本丸は桜の丸・松の丸に改められました。
 明治4年(1871)の廃藩置県とともに廃城となった城は、翌年から石垣を残してすべて取りこわされました。現在の城は、昭和8年(1933)、当時の大垣城を参考に再建され、木造4層5階建の天守閣等は八幡町重要文化財に、一帯の城跡は県史跡に指定されています。

以上、郡上八幡城ホームページより

下の案内看板には徒歩20分とありましたが、10分もかからないうちに上がれました。

八幡城がからは郡上八幡の町が見渡せましたが、あいにくの雨。

郡上八幡城から向かいに少し高い山があってなんて山なのかな〜って思ってたら、
丁度、その山に関することが書かれている看板を見つけました。

 前方の高木の茂った高い峯は東殿山で東側の頂上が城跡である。天文十一年(1542)頃、東常慶(東氏十三代目)によって築かれた城で東西南北約三十メートルの四辺形をなし、断崖と急斜面の天然の要害である。現在西側には四段に分かれて周囲に石垣が残されている。
 永録二年(1559)八月の合戦で八幡山に陣を構えた遠藤盛数の軍勢一千余騎に愛宕山方面から攻められたてこもった常慶軍は十日間の死闘の末ついに落城し滅ぼされた。この激闘で追いつめられた城兵が断崖からころげ落ちて死んでいった東側を今も地獄谷と呼ぶ。
 又、東殿山の西側の頂上は赤谷山城跡で応永(1409)に東益之(東氏九代目)が築城し約130年間東氏の居城となったものである。現在はその面影もなく南側の低地を御馬屋敷と呼んでいるのが当時をしのぶ唯一のものである。

『東殿山城跡案内板』より

 

ちょいと城の周りを散策してみると、

急にピカピカの案内看板を見つけました。
どうやら、お城の先にも散策路みたいなのがありそうなので少し歩いて見ることに。

よく整備された散策路がありました。
やっぱ、土の上を歩くとほっとしますね。

誰もいませんでしたがなかなか静かで気持ち良かったです。

先にいけば、郡上高校、下へ降りれば八坂神社に行けるようでしたが、
そろそろ朝ご飯を食べに戻らないといけない時間になってきたので来た道を戻ることに。

少しだけ紅葉も見られました。



朝の散歩後だったので朝食のご飯を5杯おかわりしちゃいました。(笑)
いや〜、旅館の朝ご飯って妙にがっつり食べれちゃうのはなんでやろ?

そして、スイーツもがっつり。。。
というわけではなくて、こちらは食品サンプル。
備前屋さんをチェックアウトしてみんなで八幡の町を散策しにいきました。

食品サンプル発祥の地・郡上八幡では、全国の食品サンプルの大半を創り出しているそう。
飲食店の店頭を飾る食品サンプル製作は、郡上八幡を代表する地場産業のひとつとなっているそうです。

しかし、かなりリアルです!日本人って改めて器用やな〜って思います。

こんなのもありました。

iPhone用のスマホケースも!
これ、かなり心を惹かれたのですが、けっこうなお値段なので断念。

水の町 流響の里という観光施設では食品サンプル作りを体験できるということで、みんなで体験することに。
体験Aセットが1,000円、体験Bセットが700円。

手前の天ぷらの元ネタをチョイスします。



これ、Fukuzoは撮影係ということでやらなかったのですが、かなり楽しいそうで、みんな超大盛り上がり!
ぜひ、郡上八幡に行った時は体験してみる価値ありそうです。

プロの方がお手本を実演してくれてその通りにやればいいのですが、これがなかなか難しいよう。
まあ、そうですよね!すぐに上手にできたらプロ職人になれますからね。

あれ?monacoはちょっと上手いんちゃう!こりゃ、こっちでプロ職人になるのもありかも!
と、一応誉めときます。
いや、けっこうほんとに上手でびっくりした。

そして、出来上がりがこちら!
かなりの上出来ちゃうか!
つうことで、これ、その場では盛り上がったのですが、いざ持って帰るとどうしたらええんやろ状態で
未だにプラスチック容器に入ったままテーブルの上に放置してあるんですけど。。。
まあ、今度誰かが遊びに来たときにそっと出してみるか。


食品サンプル体験で盛り上がったあとはまたしても八幡の町をぷらぷら。

こちらは、 環境省が選定した「日本名水百選」の第1号に指定されたことで有名になった宗祇水(湧水)。

そしてお昼時ということで、昨日の二次会パーティ会場で地元の方にリサーチしておいた「老舗 そば処 松葉屋」さんへ。
リサーチ内容は地元の方には、郡上八幡のA級グルメ(よく観光客とかが来る店)ではなくて、
地元の方がよく来るB級グルメのお店を教えてというお願いをしていろいろ出てきた中で惹かれたのがこちらのお店。

そば処って書いてあるのですがいろんな丼物やうどんなどもあって古くからある定食屋さんのような感じ。

そして、ここで頼むならばそば処なのに鶏丼と中華そばの組合せがおすすめということだったのでそちらを注文することに。


こちらが鶏丼。親子丼とは違って卵がかかってないシンプルな感じ。
でもこれがなかなか素朴ながらも旨かったです。



そして、こちらが気になってた中華そば。
う〜ん、かなりあっさりな感じ。
なんといっても中華そばの大盛りを一緒に行ったT朗くんが頼んだのだけど、
普通が600円に対して大盛りでプラス350円なのには笑ってしもた。。。

両方とも、こりゃ呑んだ後の〆なんかにいいかもですね。
あ、そんな時間までやってるかどうか知りませんけど。



郡上八幡城の近くにあるというこちらのよもぎ餅を地元民である今回の主役の二人から差し入れしてもらったのだけど、
ちょっとかわった形をしていてこれがとっても絶品だった。
確か、米屋さんで買って来たって言ってたけどどこのやったんだろ〜?

つうことで、2日間の郡上八幡はとってもいいとこで、なんか落ちつく町で気に入りました。
また来るよ〜、郡上八幡!

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