今日はちょいとマジメなお話というかお勉強してきました!
6月11日にグランフロント大阪のナレッジキャピタルカンファレンスルームにて開催された
公益社団法人日本山岳ガイド協会さん主催の
百万人の山と自然<安全のための知識と技術>公開講座へ行ってきました。
仕事をはやめに切り上げて駆けつけましたが18:30開始より約30分ほど遅れて会場入り。
すでに会場はいっぱいでしたが、なんとか着席。
汚い文字しか書けないiPadminiでなんとかメモをしてきました。
最初の30分くらい残念ながら聞けなかったのですが、
まずは鹿屋体育大学・山本正嘉教授のお話。
●ロックガーデン〜六甲最高峰までを3時間以内だと北アルプスへいける体力
●登山での体力は年齢よりも年間登山回数(年間25回くらいは山へ!!)
●高山病予防には1,500mあたりで1泊するほうが良い
●登山事故の多い発生時刻にはエネルギー不足や水分不足が原因の可能性あり
エネルギー消費量(kcal)&水分消費量(ml)=体重(kg)×行動時間(h)×5
なので、北アルプスとかだと約2000kcalと約2リットルの水が必要。
そして、Fukuzoみたいにランナーズニーの人にはここ重要!
●日頃からの筋力・体力アップによる事故防止!
膝が痛い人には…
ハーフスクワット(1日10回×3セット)!
その他ストレッチ
サプリメントも効果的?
腰痛の人には…
腹筋を鍛えるべし!
その後は、実際の北アルプスでの遭難現場での生々しい救助の様子を撮影した動画を見てから、
長野県警山岳遭難救助隊・岡田嘉彦副隊長さんのお話。
●大事なのは事前の準備(登山届けの提出)
登山計画ができてない時点でそれは「登山前遭難」である!
登山計画書を作成し、家族や知人に託すこと。
→行方不明になってからの捜索に役立つ
→警察への登山届けは1ヶ月で破棄している(個人情報は保護されている)
●無理はしないこと
よく登山者にどこまで行くの?と声をかえると「行けるとこまで行って戻ります」と返事があるが、
行けるとこまで行った時点で戻る余裕や体力は既にない
●北アルプスや南アルプスではヘルメットの着用をお奨め。
●長野県警ではヘルメットの貸出も始めつつあるが、それぞれの頭の形にあったものを購入することを推奨
「山ガールは遭難しない!」
→中高年や女性のほうが山行時の装備がしっかりしているので、
女性が率先して着用することで無謀な装備が比較的多い若い男性にもマネてもらいたい。
●救助ヘリが来たら周りの登山者は近づかないでほしい
ヘリの気流で細かいものを巻き上げ、プロペラを破損したりすると多重事故につながる
→細かい装備品などはザックの中などにしまう
最後に日本山岳ガイド協会・磯野剛太理事長さんのお話で、
日頃から体力を充分つけて、無理をしない登山をこころがけ、
自分の力量よりも挑戦したいならば、ちゃんとしたガイドと山へ行って、
これからの夏山シーズンを楽しんでくださいとのことでした。
とってもためになるいい内容の講座だったと思います。
★もっとうまくまとめてあるNyamiさんのレポートは→こちら
あ、ちなみに日本山岳会では「山の日」をつくろうという動きもあるようですね。
クリックいただくとまた喜んで登っちゃいま~す。
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勉強になりました!ありがとうござます。
また今後とも宜しくお願いします!
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キムラッチさん、へたくそなまとめですが読んでいただいてありがとうございます!
こちらこそ、今後ともよろしくお願いしま〜す(^o^)
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こんにちは!
このお話は本当に勉強になりましたm(_ _)m
まだまだ自分たちはアルプスとか雲の上の話ですが!
先日コメントさせてもらったSakuraがやはりひざが弱くてちょっと鍛えようかと本人とも話してました。今回のくじゅう山行も大変でしたし…(^-^;
今後もいろいろ教えてください☆またお邪魔します!
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Haru さん、こんばんは!
そうですか〜、Sakuraさんも膝ですか。
僕達もまだまだ初心者みたいなもんなので教えるなんて無理ですけど、
北アルプスや南アルプスなどまだまだ行ってみたい山は沢山あるので、
お互いにお勉強しながらながく山へ行けるように体を鍛えましょうね〜!